中学・高校の社会科教科書でおなじみの清水書院さんが手がける世界の思想家を紹介するシリーズ「人と思想」。大型書店の哲学、思想などのコーナーに行くと、ずらっと並んでいる赤い本です。第一弾の『老子』にはじまり、現在、194番の『ジェイムズ・ジョイス』まで刊行されています。
今回、この「人と思想」シリーズを更に多くの人に知ってもらうために、ウェブサイトと公式Facebookページを立ち上げることになりました。デザイン会社のクリエイティブセンター広研(CCK)さんと一緒に、弊社も企画運営、コンテンツ作りのお手伝いしています。
採り上げている思想家も幅広く、『ソクラテス』『デカルト』のような哲学者から、『シェイクスピア』『トルストイ』のような作家、『ダーウィン』などの学者など、多岐にわたります。欧米だけでなく、『孔子』や『福沢諭吉』のように、中国や日本の思想家も入っています。
思想家の著作については、見かけることも多いでしょうが、その人物の生涯や思想の背景について解説する本はあまりみかけません。子供向けの伝記ほど簡単でもなく、思想そのものほど難解でもないため、学生さん向けの入門書としても扱われているようです。
まずは、近年ブームにもなった哲学者『ニーチェ』、日本を代表する思想家『福沢諭吉』、「考える葦」で有名な『パスカル』、『国富論』の著者で経済学の父とも言われる『アダム=スミス』の「ぱらぱら見」(中身紹介)を載せています。
最近は、「マンガで読む○○」のように、簡単に読める本が流行ってきていますが、本シリーズは、歴史の長いシリーズということもあり、しっかりした内容の新書版となっています。読み応えはありますが、人物のエピソードも豊富で面白く、読み進めると、その思想家の著作にどんどん興味が湧いてきます。
この本の魅力をどう伝えていくか… これから試行錯誤です。立ち読み感覚で、中身を見られるコンテンツや、Q&Aなども発信していきます。ご意見、ご感想をお寄せ頂ければ嬉しいです。
よろしくお願いします。