ウェブサイトは、目に見えるデザインや文章などのコンテンツだけでなく、それをブラウザを通じて表示するためのプログラムやサーバなどのシステムによって構成されています。そのためサイト制作作業は、以下のような工程に分けて進められます。
サイト制作ステップ
1.ヒアリング〜お見積・発注
お客様の要望・目的・現状の課題などのヒアリングを行います。リニューアルの場合、現在のサイトの構成・コンテンツ・システム・サーバなどの調査を行います。これらを踏まえて、お客様の目的に合わせたリニューアルサイトの概要・リニューアルの進め方・概算見積をご提案します。
2.デザイン案作成・サイト設計(機能・構成)
ご発注後、トップページなど主要ページのデザイン案を作成します。同時に、サイトのページ構成、必要な機能などを設計します。ウェブサイトは、印刷物のように一旦制作したら終わりではなく、目的に合わせた運用を行い活用していくものです。そのため、運用開始後の運営体制やコストを見据えた上で設計します。
デザインやサイト設計をこの段階で確定させ、改めて詳細見積を作成します。
3.ページ制作・開発・WordPress導入
決定したデザイン、設計に基づき、デザイン制作作業、ページコーディング(HTML)などのシステム開発作業を行います。デザイン・コーディングを行うと、ブラウザでページレイアウトを確認できるようになります。ページデザインが固めつつ、WordPressを導入します。
WordPressの設定作業完了後、現サイトのコンテンツの移設、新規コンテンツの制作作業を行います。
4.公開準備・運用開始
必要に応じて、新サイト用のサーバ設定を行い、新サイトを設置します。運用開始後に必要なツールを導入・設定します。リニューアル公開日を決定し、ドメイン管理などの切り替え準備を行います。
公開後、新サイトの運用を開始します。
WordPress(コンテンツ管理システム)利用について
従来型のHTMLサイトの場合、サイトページの1文字の修正であっても、サーバ管理やHTMLなどエンジニアの専門知識がないと行えません。コンテンツ管理システム(CMS)の一つであるWordPressを導入することで、専門知識がない人でも管理画面でコンテンツ更新ができるようになります。
システムやデザイン修正が必要な場合でも、作業量が少なくて済むことも多く、コンテンツ更新・管理業務を効率的に行えます。ページの更新頻度が高く、情報発信が多めのサイトの場合、CMSの導入をオススメします。